来る7月3日(日)、幕末・明治時代に開港した「五港」の交流などを通した推進している「新潟市都市景観形成市民団体連絡協議会」と新潟市の主催で、平成28年度景観講座が開催されます。
今回の景観講座は、今年の2月に新潟郷土史研究会の月例会などで報告をさせていただいた内容をさらに発展させ、「開港都市新潟、再発見!―日本海側に開かれた“第二の横浜”」というテーマで私が担当させていただくこととなりました。
幕末に旧江戸幕府の神奈川奉行を務め、大火に見舞われた開港場・横浜の復興を行った水野若狭守良之【みずの・わかさのかみ・よしゆき】が、明治新政府の外交官「水野千波【みずの・ちなみ】」として新潟にやって来て、横浜に準じて整備した開港場・新潟の遺構をたどります。
当日は、みなとぴあで簡単な講座を行った後、新潟市の御理解と御協力を得て、現在は整備・補修中で公開していない旧税関庁舎を特に見学させていただきます。さらに、水野が横浜の馬車道にならって整備した湊町通を歩き、現在に続くいくつかの商家を見学します。
フィナーレは、新潟市旧齋藤家別邸において、近代の新潟港の展開と共に本格的に発展した新潟の菓子文化を担う金巻屋さんの和菓子とお抹茶をいただきながら、金巻屋さんの御主人に簡単なお話をしていただきます。
参加費は1,000円、お申し込みはこちら↓まで。
machisui@city.niigata.lg.jp
よろしくお願いいたします。