江南区郷土資料館では、同区北山の片桐家に伝えられた歴史資料(北山片桐家文書)の寄贈を記念して、特別展「百和堂 片桐民治と越後の文人たちー小林存(ながろう)・笠原軔(じん)を中心に」を本日より開催しております。
片桐民治は、北山で果樹や切花の栽培に尽力する一方、「百和堂」と号し、文人・郷土史家としても活動し、新潟の民俗学・地域史研究の草分けである小林存や画家で漢詩人の笠原軔らと交流、文化の発展に寄与しました。
この特別展では、片桐家文書の中から、片桐民治と文人たちの交流を示す史料や片桐が蒐集した先人たちの書画など、三十五点を展示しています。
また来る15日(日)には、13:30より、関係者の皆様をお迎えして、パネルディスカッション「片桐民治の生涯と<サロン>百和堂」を開催いたします。
パネルディスカッション「片桐民治の生涯と<サロン>百和堂」
・2019年12月15日(日) 13:30~
・パネリスト;片桐一春さん(片桐家の御当主)、遠山文秋さん(同家御縁戚)、岩野笙子さん(新潟県民俗学会理事)
皆様、お誘いあわせの上、御来館ください。
※本日(12月12日)発行の『新潟日報』朝刊に、関係記事が掲載されております。
あわせてご参照ください。