先月16日(火)に開催の公開講座「暦(こよみ)の話―歴史資料を読み解くために」には、皆様お運びいただき、ありがとうございました。古い時代の文献など歴史資料を眺めていると、年号・干支などなど、様々な暦・カレンダーの情報が書かれています。そして、そのカレンダーの情報自体が、歴史資料の作成の経緯を物語ることもよくあります。そこで、先月の講座では、明治5年以前に日本で用いられていたカレンダー・暦の基本のキをお話しました。その後のランチ会ともども、楽しい会となりました。
さて、今月の公開講座は「<日本近代郵便の父>!?、いやそれだけではない前島密の前半生」というテーマで、8月20日(火)に行います。
<日本近代郵便の父>として、あるいは<一円切手の肖像画の人>として(のみ??)強くイメージされているらしい前島密(まえじま・ひそか)は、越後国の出身です。今年は、その生誕100年に当たり、去る4月から6月には、東京のスカイツリーにある郵政博物館で企画展「前島密没後100年記念 鴻爪痕-HISOKA MAEJIMA」も開催されました。
そこで、今回の講座では、<郵便の父>というだけにとどまらず、明治時代の近代化に多方面で貢献した前島密という人物はどのようにして成長したのか?に焦点を当て、その前半生を関係史料によってたどります。
集合場所は、通常通り、西堀6番館ビル・3階の研修室です。
なお当日、会の終了後に、ランチ会を予定しております。
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日時;2019年8月20日(火) 11:00より
場所;西堀6番館ビル 3階 研修室
新潟市中央区西堀前通6番町894番地1
(地図はこちらです。)
内容;「<日本近代郵便の父>!?、いやそれだけではない前島密の前半生」
講師;杉山節子(歴史都市新潟研究会・代表)
参加費;500円(資料代)
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講座の後に、ランチ会を行います。予約の都合、また配布資料の準備の都合もございますので、ご参加予定の方は、あらかじめご連絡をお願いいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。