菜の花畑―歴史都市新潟研究会のブログ

歴史都市新潟研究会・杉山節子のブログです。はてなダイアリーの終了により、こちらに移ってきました。よろしくお願いいたします。

「新潟開港と沼垂"上地"」―第六十五回公開講座のご案内

昨日開催の公開講座「明治初年の新潟在留外国人と新政府の"密偵"」には、皆様お運びいただき、ありがとうございました。


明治新政府の中枢にあった三条実美(さんじょう・さねとみ)に提出された“密偵”の報告書を手がかりに、開港直後の新潟に居住した外国人の様子や当時の新潟の人々についてご紹介しました。何と言っても「愚欲恋着を究め」ている新潟人です(大笑)。



さて、来月の公開講座は、「新潟開港と沼垂"上地"」というテーマで、4月24日(火)に行います。

沼垂町が新潟市に合併されたのは、大正3年(1914)のことでしたが、その前提となる出来事の一つに、明治初年に行われた沼垂村の「上地(じょうち/あげち)」がありました。これは、開港場となった新潟の行政事務を管掌していた新潟府(のち新潟県)の強い要請を受けて、新発田藩の所領であった沼垂村などを明治新政府の直轄領としたものです。

次回は、関係史料をご紹介しながら、沼垂村の“上地”と新潟開港の関係を考えます。

集合場所は、通常通り、西堀6番館ビル・3階の研修室です。



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  日時;2018年4月24日(火) 11:00より

  場所;西堀6番館ビル 3階 研修室
     新潟市中央区西堀前通6番町894番地1
     (地図はこちらです。)
  内容; 「新潟開港と沼垂"上地"」
  講師;杉山節子(歴史都市新潟研究会・代表)
  参加費;500円(資料代)  


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ランチ会を兼ねており、予約の都合がございます。また、配布資料の準備の都合もございますので、ご参加予定の方は、あらかじめご連絡をお願いいたします。


どうぞ、よろしくお願いいたします。