菜の花畑―歴史都市新潟研究会のブログ

歴史都市新潟研究会・杉山節子のブログです。はてなダイアリーの終了により、こちらに移ってきました。よろしくお願いいたします。

「明治初年の新潟在留外国人と新政府の"密偵"」―第六十四回公開講座のご案内

今月の公開講座「幕末の新潟と会津藩―梶原景賢・手代木勝任と新潟の人々」には、皆様お運びいただき、ありがとうございました。

慶応4年(1868、明治元年)に新潟が米沢藩預所とされた前後、米沢藩とは別に新潟に駐屯していた会津藩の部隊を記録したいくつかの文献史料を手がかりに、新潟の人々が会津藩をどのようにみていたのか、を考えました。



さて、来月の公開講座は、「明治初年の新潟在留外国人と新政府の"密偵"」というテーマで、3月20日(火)に行います。

明治元年末、宣教師で日本に招聘された外国人教師であるブラウン夫妻とメアリー・キダーが新潟にやってきました。次いでブラウン夫妻やキダーが一年間に満たずに新潟を去った後、やはり宣教師であるキングがそ後任となります。

一方明治新政府は、政策決定の情報源の一つとして、各地に"密偵"を派遣し、明治2年8月、新潟にもその一人がやって来ました。彼らは、新潟における「外夷」、すなわち在留外国人の動静を事細かに探り、新政府に報告書を提出しています。

今回は、そんな報告書を読み解きながら、そこに記された明治初年の新潟の様子を考えます。

集合場所は、通常通り、西堀6番館ビル・3階の研修室です。



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  日時;2018年3月20日(火) 11:00より

  場所;西堀6番館ビル 3階 研修室
     新潟市中央区西堀前通6番町894番地1
     (地図はこちらです。)
  内容; 「明治初年の新潟在留外国人と新政府の"密偵"」
  講師;杉山節子(歴史都市新潟研究会・代表)
  参加費;500円(資料代)  


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ランチ会を兼ねており、予約の都合がございますので、ご参加予定の方は、あらかじめご連絡をお願いいたします。


どうぞ、よろしくお願いいたします。