本日の公開講座「川を下る年貢米―新発田領の米の行方」には、皆様お運びいただき、ありがとうございました。越後国蒲原郡のうち「横越島」と称される地域から新発田城主の溝口家に納められた年貢米が栗ノ木川の水系を通って「沼垂蔵」に運ばれた、という事柄を古文書をもとに紹介しました。
「沼垂蔵」と呼ばれていた米蔵が、実は沼垂町村にはなく、隣村の馬越新田村に建てられていた、ということには、沼垂の歴史に関心のある皆様にも多少意外なことであったようで、楽しい会になりました。
さて、九月の公開講座は、「三条奉行所の明治維新と村上藩」というテーマで、9月26日(火)に行います。幕末、新潟の三条は、村上城主の内藤家の所領でした。その村上藩の三条奉行所から、新潟県の官吏となった人物の明治3年の日記を読み解きながら、三条奉行所の終焉の経緯を探ります。
集合場所は、通常通り、西堀6番館ビル・3階の研修室です。
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日時;2017年9月26日(火) 11:00より
場所;西堀6番館ビル 3階 研修室
新潟市中央区西堀前通6番町894番地1
(地図はこちらです。)
内容; 「三条奉行所の明治維新と村上藩」
講師;杉山節子(歴史都市新潟研究会・代表)
参加費;500円(資料代)
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ランチ会を兼ねており、予約の都合がございますので、ご参加予定の方は、あらかじめご連絡をお願いいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
また、9月1日から三日間、「開港5都市景観まちづくり会議 2017新潟大会」が行われます。こちらもどうぞよろしくお願い致します。