去る22日(月)に開催の公開講座「坂下門外の変と河本杜太郎―会津藩の記録にみる越後人」には、皆様お運びいただき、ありがとうございました。
また、20日(土)に西大畑の新潟大神宮でお話しをさせていただきました「『殉節之碑』と会津藩士<南摩八之丞>」にお運びいただきました皆様にも、感謝申し上げます。
この二つの講演は、<姉妹編>のようなもので、いずれも会津藩、松平肥後守家の歴史資料を研究したものです。
そこで、11月の公開講座は、さらに続編として、「会津藩士 大庭恭平と足利将軍木像梟首事件―会津藩の記録から」というテーマで、11月20日(火)に行います。
「『殉節之碑』と会津藩士<南摩八之丞>」の中でも少し触れましたが、大庭恭平という旧会津藩士は、新潟大神宮に「殉節之碑」という石碑を建てた中心人物の一人です。この石碑は、戊辰戦争で死去した旧会津藩の関係者の事蹟を顕彰したものです。また新潟との関わりからすると、大庭は維新後に新潟の裁判所に勤務し、若き日の坂口仁一郎(坂口安吾の父)の漢詩の師の一人でもあります。
11月の講座では、会津藩の記録から、幕末の京都における大庭の事蹟を中心にお話ししたいと思います。
集合場所は、通常通り、西堀6番館ビル・3階の研修室です。
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日時;2018年11月20日(火) 11:00より
場所;西堀6番館ビル 3階 研修室
新潟市中央区西堀前通6番町894番地1
(地図はこちらです。)
内容; 「会津藩士 大庭恭平と足利将軍木像梟首事件―会津藩の記録から」
講師;杉山節子(歴史都市新潟研究会・代表)
参加費;500円(資料代)
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ランチ会を兼ねており、予約の都合がございます。また、配布資料の準備の都合もございますので、ご参加予定の方は、あらかじめご連絡をお願いいたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。