江南区郷土資料館では、区の歴史に関わる講座として「江南区郷土史講座」を開催しており、今週末の7月3日(土)、その第2回が開催されます。
「江戸後期の蒲原郡小杉村と新潟町」という題目で、私がお話をさせていただきます。
江戸時代後期の弘化2年(1845)8月、蒲原郡小杉村(現、新潟市江南区小杉)の法幢寺という寺院をめぐって、一つの事件が起きました。当時の小杉村は、水原代官が管轄する江戸幕府の所領であったため、事件は代官の小笠原真温(おがさわら・さねあつ)が担当することとなりました。
今回の講座では、代官の小笠原が江戸幕府に提出した事件の調書を手掛かりとして、当時の村落行政や司法・警察の在り方を考えます。
江南区郷土資料館 江南区郷土史講座 新潟市 (niigata.lg.jp)
よろしければ、お運びください。
お申し込みは、江南区郷土資料館【電話;025-382-1157】にお願いいたします。
(現在の法幢寺)
(水原代官の小笠原真温とその部下を神として祀った「小笠原権現・高尾権現碑」@阿賀野市百津町)
(水原代官が江戸幕府に提出した事件の調書)