前回の記事で紹介した『読売新聞』明治10年3月5日(月曜日)の朝刊には、白勢成熙・和一郎父子が次のように紹介されています。
○越後の新発田の白勢といふ家は、宿中で評判の金満家【かねもち】で、
御維新後に自分で金を出して英語学校を開き、其【その】ほか国産の
事にもいろいろ力を尽し、又此家の息子和一郎し、まだ今年十七年で
有りますが、昨年『泰西烈(ママ)女伝』といふ本を出版して、東京女子
師範学校へ献納したので、御褒美を伊藤戴き、親子そろッて感心な事で
ござります。
白勢成熙が明治の初期に私財を投じて英語学校を開いたことはこれまであまり取り上げられていませんが、そのことが分かる貴重な史料です。
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日時;2012年7月20日(金) 18:00より19:30
会場;西堀6番館ビル 3階 小研修室
新潟市中央区西堀前通6番町894番地1
(地図はこちらです。)
内容; 「新潟英学事始め(1)」
講師;杉山節子(歴史都市新潟研究会・代表)
参加費;500円(資料代)
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※当日は、直接会場にお越しください。事前の申し込みなどは不要です。